関東財務局長(金商)第1756号
株式会社G&Dアドヴァイザーズ

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2022年7月22日

日経VI値

投資調査部
成岡 順
先週から日経VI値が22台から21台に入り、今週は21台から20台、更に本日は一旦20の大台を割り込むなど買い安心感が広がりました。

こういう状況になったことから機関投資家や、ファンドなどの大口投資家がリスクを取れる状況になったわけです。

大口投資家は恐怖指数が高い状況下で積極的にリスクを取ることは出資者に対して説明がつかないという理由から買い付けは限定的になるようですが、

恐怖指数が下落して来たことで積極的にリスクを取って来たと思われます。

その動きが感じられるところとしましては、ある程度の配当利回りがありながらも割安で放置されていたような銘柄が揃って上昇しており、日経平均がギャップアップした水曜日に先ずはこの辺りに資金が向かったと見ております。

そして、この辺りは長期保有も視野に入れての安定的な上昇を見込んでいるかと思いますが、短期的にしかもある程度の上昇率を狙えるグロース株にも翌日に資金を入れて来たと考えます。

この動きはマザーズ指数の700ポイント越えからの大陽線となった昨日の出来高が表しております。

少し話はそれますが、マザーズ指数の今年の年足ベースでのピボッドのマイナス2の数値が692ポイントになっており、このラインを2月、3月は若干下回りながらもその後再度上抜けてきましたのでここが今年のサポートラインとして機能しておりました。

しかしながら4月末にそのラインまで下落して来ると1週間ほどは何とか下げ止まっておりましたが、ゴールデンウイーク明けに一気に年初来安値を更新してしまうとその後は692ポイントが上値抵抗ラインとして機能するようになりました。

ざっくりと700ポイント辺りまで戻ってくるっと下にはじき返される展開が6月、今月頭にもその動きがありました。

そして水曜日に700ポイント手前まで上昇して取引を終えると、昨日は寄り付き直後に700ポイントを抜けて一気に715ポイントまで上昇し、久しぶりの上抜けとなったわけです。

これでまた692ポイントは今後サポートラインとして機能するかどうかという状況になっております。

やはり3回目というのは抜けやすい傾向がありますね。

さて、今回のこの上昇によってチャートも好転して来ており、4月以来の75日線越え。昨年11月以来の26週線越えとなっております。

やっと抜けて来たわけですがまだまだ戻りは甘く、VI値が低い状況で金利も下落基調にあり、グロース株に資金が向かいやすい状態です。

マザーズ指数が上昇基調にあることが日本市場に好影響を与える最大の要因と考えます。

そのことを踏まえ、日経平均の目先は今年のダブルトップになっている28400円どころを目指して来ると考え、SQ値(26600円)から2000円上昇となる28600円プラスαで29000円というところまであるかもしれません。

日経VI値の本日の終値は20.08で、この水準は6月8日以来のことです。

前回20の大台を割り込み始めたのは5月30日でしたが、そこから6月8日迄20の大台を割り込んだ状況が続き、その間の日経平均は27000円から28400円迄上昇しました。

昨晩のVIX指数の方も23台まで下落しておりますがこちらも6月8日以来となっており、その時よりも若干下の推移となっておりますので今晩も資金が入って来ることに期待が持てると考えます。

またNY市場は空売りもまだ多く残っていると思われ、買い戻しも株価を押し上げる要因に繋がると見ております。

更にアメリカの機関投資家の現金比率は9.11以来の高水準と発表されております。株式比率は2008年10月(リーマンショック時)以来の低水準です。

保有株がほとんどないような状況ですから戻り売りも出て来ませんので上値は思った以上に軽くなるかもしれません。

業績懸念が台頭しておりましたが、今のところはそれを覆す発表になっていることが相場の安定に繋がっていると考えます。

今後の決算発表に注意をしつつ、恐怖指数が急反発してしまった時は一旦仕切り直すつもりでそうならないうちは買いで引っ張ってみても面白そうです。

個別は買われる銘柄の売られる銘柄がハッキリと分かれると思いますのでその点に注意は必要です。

それでは来週もよろしくお願い致します。
投資調査部
成岡 順

専門学校を卒業後、証券会社の株式部、所謂「場立ち」として就職。のちに東京証券取引所内での自己売買(株式ディーラー)として相場を闘い抜く。その後は準大手証券SMBC証券に移籍。オーバーナイトポジションは5億を超えるポジションで勝負。SMBC証券を退職後は中堅証券を2社渡り歩き、現在は株式会社G&Dアドヴァイザーズの投資助言者。

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