関東財務局長(金商)第1756号
株式会社G&Dアドヴァイザーズ

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2022年8月5日

強い現物市場

投資調査部
成岡 順
今週の日本市場は、火曜日に米国のペロシ米下院議長が台湾を訪問したことから米中関係の悪化懸念が台頭したとして売りが優勢になりましたが、この売りも午前中で収まり、午後から225先物は安値から200円程戻し取引を終えました。

結局のところマーケット以外で起きた地政学リスクに対して売りを仕掛けた向きも今の相場の強さには勝てなかったと思われます。

その強さを表しているのは恐怖指数の安定感にあると見ており、この日はさすがに恐怖指数は上昇したもののその上げ幅はそれほど大きくなりませんでした。

この恐怖指数の動きを見て、午後から現物市場に再度新規の資金が入って来たと考えます。

この新規の買いが入って来たことにより、現物市場の強さから先物も下がらず、売り方も諦めて買い戻しに回ったと思われます。

それでも28000円を上回らせたくない売りは225先物に昨日までは継続して出ていたと思われますが、昨日のVI値は20の大台を割り込んで来ておりましたし、

27900円台で抵抗していたことはやはり不自然な動きだったと思います。

本日は今晩に米国の雇用統計を控えていることからその結果を受けるまでは上値を追う展開はないかと思われましたが、

昨日弱かったバリュー株が新日鉄が好決算を発表したことによって大幅な上昇を演じ、バリュー売りの流れが断ち切られたことが日経平均の直近高値更新の動きに繋がったと考えます。

また雇用統計の結果に関しても下に反応するよりもサプライズで大幅な上昇になることの方が可能性は高いと見て結果を受ける前に買いに動いたと考えます。

それもやはり恐怖指数の安定感が買いを促したと思われます。

ここまで恐怖指数が下落していることから機関投資家や、ファンドはリスクを取りにいかなければならないといった局面であり、先月の下落局面において保有株も手放してしまっていることからも

新規で買う資金は相当空いているはずです。

今晩の雇用統計が無事に通過となればその資金は株式市場に更に流入して来ると思いますので、日本市場は本日先行して上昇しましたが、来週末のSQに向けて一段高の展開に繋がるように今晩の米国株市場の上昇に期待したいところです。

そうなることでSQを巡る攻防は28000円ではなく、28500円にステージを上げると予想します。

28500円となれば今年のSQ値の高値更新となりますのでどういう結果になるか楽しみです。

来週は夏休みとさせて頂いて、次回は再来週の19日とさせて頂きますのでよろしくお願い致します。
投資調査部
成岡 順

専門学校を卒業後、証券会社の株式部、所謂「場立ち」として就職。のちに東京証券取引所内での自己売買(株式ディーラー)として相場を闘い抜く。その後は準大手証券SMBC証券に移籍。オーバーナイトポジションは5億を超えるポジションで勝負。SMBC証券を退職後は中堅証券を2社渡り歩き、現在は株式会社G&Dアドヴァイザーズの投資助言者。

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