関東財務局長(金商)第1756号
株式会社G&Dアドヴァイザーズ

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2022年8月19日

SQ値(31)

投資調査部
成岡 順
先週のSQはかなり波乱の決着になりました。

先週はSQ前日が祝日で休場だったことから水曜日の晩に大幅上昇した分と更に木曜日も上昇した米国市場の強さを持ち越したままSQを迎えたことから

水曜日の大引けで28000円より下に沈んでいたところから正にギャップアップした結果となり、28525.62円で決着しました。

どういうことが起きたかと言いますと、水曜日の大引け時点での28000円のコールオプションの価格は64円だったので、

これを持ち越してSQ値で決済すると、28525.62円-28000円-64円=461.62円となり、大幅な値幅をゲットすることが出来たわけです。

オプションの買いに関しては買い付けた金額以上にマイナスになることはないので64円分しかやられないリスクで約500円の値幅をたった1日でということから相当な波乱の結果となったと思います。

裏を返すと売りで利益を取ろうと考えていた方はまさかの結果になってしまったということです。

日本市場はその日の晩に7月の米CPI発表を前に買いは手控えられ、また持ち越しも嫌ってその日は売りが優勢になり、弱い展開になっておりました。

ただし、株価は安くなっておりましたが、日経Ⅵ値は僅かに上昇した程度でこの動きからそれほど大きな下落を予感させることはなかったと見ておりました。

もしかするとこのギャップアップを演出するために前日の火曜日から売りを出して水曜日の大引けの日経平均を28000円以下にし、金曜日のSQのギャップアップというシナリオを描いていたファンドが居たのかもしれません。

金曜日の朝は構成銘柄に成り行き買いを入れてSQ値を高くしたのでしょう。

その日の日経平均の寄付き値は28251円でしたのでSQ値は300円も高いところで決まったわけです。

普通でしたら幻のSQ値としてその後SQ値に届かない展開になることも考えられましたが、その日の大引け間際にSQ値をクリアーし、今週に入ると更に一段上昇して現在は29000円近辺での推移となっております。

ギャップアップして始まり、その後も押し目がないことから買い遅れてしまったところは仕方なく高いところを買って来ていると思いますし、売り方は仕方なく買い戻しに動いたと思います。

今のところはガツっと買った買い方が相当有利な状況で、今後に関してはこの買い方がホールドをし続けるような展開となれば3万円の大台まで走ることも考えられます。

VIX指数、日経Ⅵが安定して10台をキープしている内は下落の波乱はないと考え、もし上昇に走るような場面が訪れた時は一旦急落といったことも頭に入れておいて頂ければと思います。

SQ値より上で推移している内は来月のSQ迄29500~30000円を目指す展開が継続すると予想します。

それでは来週もよろしくお願い致します。
投資調査部
成岡 順

専門学校を卒業後、証券会社の株式部、所謂「場立ち」として就職。のちに東京証券取引所内での自己売買(株式ディーラー)として相場を闘い抜く。その後は準大手証券SMBC証券に移籍。オーバーナイトポジションは5億を超えるポジションで勝負。SMBC証券を退職後は中堅証券を2社渡り歩き、現在は株式会社G&Dアドヴァイザーズの投資助言者。

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