こんにちは伊東です。
暑い日が連日続いております。
日本全国の小学生などの子供たちは夏休みを満喫していると思われますがこう毎日暑い日が続くと、中々外遊びとはいかないでしょうね~
先週あたりのニュースで拝見したのですが、小学校の夏休みのプール教室がなんと気温の上昇によりプールの水温までもが上昇しお風呂に入っているような感覚となりのぼせてしまう子供が続出で楽しみなプールが中止になっている学校が多いとか、、、
可哀想ですね~少し税金がかかったとしても日陰を作るとか水を足すなどの対策をしてでも入れてあげて欲しいなぁと個人的には思います。
また、東京の小学校は教室に冷房が普及しているようなのですが地方はまだ普及が進んでいないらしく教室で熱中症になってしまうようですのでこのような部分に積極的に税金を投入して頂ければ全国のサラリーマンなども増税に素直に納得するのでしょうね。
8月もまだまだ暑い日が続きそうですので皆様も体調管理に十分ご注意下さいませ。
さて、話は相場の方へと進みますが昨日発表となった、投資家別の売買動向を見ましても外国人投資家は7月の最終週も1438億の買い越しとなっている模様です。
相変わらず個人投資家はやれやれ売りが忙しいらしく1942億の売り越しだそうです。
先日の日経新聞の記事からなのですが『投信、高値掴みの罠』と記載があり実に顧客の46%が損失を抱えているそうです。
要するに顧客動向にも表れているようなのですが株価指数が上昇してくると新規の投信が売れるらしく、更には株価指数が下がると解約が増え長期で持ち続けている解約しない顧客の評価損が膨らむとの理屈だそうなのですが、、、
それだけではないような気もしますが、、、
各証券会社や銀行などは販売だけの人材ばかりを育成し『運用者』の育成や雇用を怠った結果のような気もします、更にはコンピューター任せの売買AIに頼り運用者を減らした事も理由の一つでしょう。
やられた時AIのせいにすれば営業マンが楽なんでしょうね~(ずるい)
一昔前の生命保険会社のようですね~
皆様も投資信託などを昔の付き合いと言いながら長くお持ちの方もいると思われますので一度中身をご覧いただくと良いと思います。
中には、信託報酬があまりにも高く設定してあり株価が倍ぐらいに上昇しても儲からない商品や、毎月分配型などと称し自分のお金を下しているだけの商品など「タコ足配当」※タコは自分の足を食べる所から来ております。
本当に株価が上昇すると考えるのであれば、私は皆さまに日経平均225のETFなどをお勧めします(笑)手数料が格段に安いですから、、
日本も米国やシンガポールなどのようにプライベートバンキングなどを発展させて個人投資家にファンド運用などを活用できるような体制づくりがまず大事かと思います。
日本の投信は殆どが上司の顔色を伺いながらの運用する商品ばかりで、名の知れた大型株の運用ばかりで(新興株などを買うとそんな老人が知らない株が下がったらどうするんだ~!と叱られるらしいです)笑。
なので理由がつけられる名の知れた有名な企業しか買えませんので日経平均が上昇しなければ成績が上がらないような商品ばかりなんです、もっと個別主体の銘柄選択をしてくれるような商品があれば面白いんですけどね~
市場は個別で元気な銘柄も随分目立ってきましたので8月は個別銘柄祭りになってもらいたいものですね!
それではまた来週お会いしましょう。
最後までお付き合い頂きました皆様に恒例の一銘柄【4657】環境管理センター、割り切りで、怪しい手が入っているようですよ。
2018年8月4日
【8/4】「タコ足配当」

- 投資調査部部長
- 伊東 聡

- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。