こんにちは伊東です。
さよなら【6773】パイオニア~~~~
パイオニアは25日の臨時株主総会でアジア系ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアからの出資受け入れを株主に問う。
可決されれば、上場から57年余りの名門企業は上場廃止となる。
2000年代半ばに1兆円をめざしたパイオニアの売上高はいま4000億円弱まで縮小している。
潮流変化見極めに弱く新しい技術を製品化することに強い一方で、時代の変わり目を見通して先手を打つのが苦手だったようだ。
私たちがまだ証券取引所の場立ちだった頃、若かったせいかこの【6773】パイオニアと当時の明治乳業の手サインが面白く良く遊んでいたものです(笑)懐かしいです。
デイラーをやっていた時などを思い出すと【6773】パイオニアの株価の定位置は3000円と言うイメージが非常に強かったことを思い出します。
長く上場している株などはプロのトレーダーやデイラーなどは株価の一定の定位置などを覚えていて『水準訂正』と言う言葉をよく使います。
しかしながらここまで株価が崩れるともうこの定説は通用しなくなりますかね。
要するにこの企業は時代の変化に対応できなかったのでしょうね『頑固者も時には良いですが』、、、このような事態になってからでは遅いのですが、、、
今の時代の変化を見ていると、この『変化』の速度は急速に上昇し正直ゆっくり考えていたら追いつけないスピードになってきております。
パソコン、スマホ、ロボット、宇宙ともう数えきれない程多数存在します。
株の世界に置き換えれば、株価と言うものは時代を先取りした価格を形成して行き、後にその開発案件が巷に出回った時には株価は天井と言う事が良く現象の一つとしておきます。
これが所謂『材料出尽くし』と言うやつですかね。
私も堅い頭を柔らかくし時代の変化に常に対応して行かなければなりませんね(笑)
脳トレでもしようかな~
今年の4月で『平成』が終わろうとしております、この変化をまず読み取る事からですかね。
まあ株式市場も前半戦好調のようですから皆様も頑張って参りましょう。
恒例の1銘柄は【7919】野崎印刷紙業 元号関連でもありなんだか大口買いが何度も見られます。
では皆様インフルエンザなどにお気を付け頂きながら来週もまたお会いしましょう。
2019年1月25日
【1/25】時代の変化と企業の変化
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。