こんにちは伊東です。
「日の無い所に煙は立たない」
なんて言葉が御座いますが、今週に入りマスコミやSNSなどで話題を呼んだ「青汁王子の逮捕劇」あ~やっぱりなあなんて思われた方は多かったのではないでしょうか?
日本の村社会において、やはりあのような目立ちすぎる若者は受け入れられないのでしょうね~
まだ、事実が確定したわけではありませんので余計なことは申し上げられませんが、、、、
ただ彼も本当に法を犯すようなことをしてしまったのであれば今後は多大な罰金を支払い罪を償いしかないのでしょう。
昨年一世を風靡した「仮想通貨」「ICO案件」にも彼は相当入り込んでいた模様で、更には株の世界にも入っていたので少なからず株式市場にも悪影響を与えてしまったようにも感じます。
彼の逮捕された後、何故か新興市場株は鉄火場のような値動きをする銘柄が多くなっております。
昔からよくあったのですが、あのような逮捕者が出ますとその方の手掛けていた株や、その周りの連中のやっていた株などに現金化する動きが昭和の時代からよく起きていました。
一昨日あたりから、良くわからない超低位株がいきなり急騰したり、ここの所かなり調子の良かった新興市場株が乱高下した後長い上髭を形成しいきなりの急落数多く見受けられます。
所謂「東証ブレインバスター」のような値動きです。
ひと昔前から仕手株の終わり際に見られる典型的な値動きで、大量の株券を売り抜ける為に一旦株価を釣り上げて全て叩き売る手法です。
このような状況の時は得てして、理由なき突然の上昇を見せる「大人の事情を抱えた低位株」なんかも多くありますのでご期待頂きながらくれぐれもお気を付けください。
昨日【4582】シンバイオにも嘘の情報(10年前の情報)をSNSに流し株価をストップ高にさせるような行為も見受けられましたのでくれぐれもSNSなどの情報の株が急騰した際はお気を付けください。
こんな波乱劇もありながら先物市場では連日クレディスイスの買いが話題を呼んでおり日本株には先高観も感じられます。
先週末を振り返れば大幅下落後、週明けより大幅に戻った経緯も御座います。
大幅に空売りが高まりを見せた時がここ最近のチャンスにもなっておりますので「逆張り」のスタンスが今の相場にはあっているのでしょう。
日本株も今日でほぼ決算発表も出尽くし来週からは決算の本格的な評価が始まって参ります、決して悲観するような決算内容ではなかった銘柄を新年をもって拾ってみても良い時期かもしれませんね。
もうすぐ日本の気候も春が近づいて参ります、季節の変わり目は銘柄の入れ替えも多く機関投資家の間でも良く起こりますので、今後伸びてきそうな銘柄を見つけるチャンスかもしれませんね。
それでは週明けの株価上昇を願って参りながらまた来週お会いしましょう。
最後に恒例の一銘柄です、【7448】ジーンズメイト 株主が入れ替わったら面白そう!
2019年2月15日
【2/15】東証ブレインバスター
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。