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2021年12月10日

【12/10】「脱却宣言」希望

投資調査部部長
伊東 聡
こんにちは伊東です。

欧州や韓国ではオミクロン株の猛威は変わらずのようで、厳しい状態となっているようです。

ただ先日の米国の認識者の見解のように重症化の確率は低く軽症や無症状の方が多いようなのですが時間の経過を待つほかないようですね。

一先ず株式市場の方はオミクロン株の軽症発言もあり米国株の戻りを試しており世界の株価は一旦戻り歩調にはなったようです。

日本株につきましてもやはりこれまでのような一方通行の売りは一巡し一先ず買戻しが先行となったと思われますが本日年内最後のメジャーSQへの警戒感もあったと思われ多くの新規買いを巻き込んだ様子は少なかったようです。

また米国のテーパリングに関しては織り込みつつもありながら、やはりインフレへの警戒感は拭えず長期金利の高止まりも警戒されているようでナスダックの下落幅が多少厳しさを増しているように見えます。

ナスダックなどの成長グロース株が軟調になった事に加えマザーズ株の信用買い残も中々減らない事も懸念要因の一つで小型マザーズやハイテク株なんかが厳しい状況にも見えますね。

基本的に昔から、金利の上昇はリスクマネーの軽減にもつながり株安債券高が囁かれた時期もある為、ここから先はPER100倍越なんかの銘柄は少し気を付けた方が良いかもしれません。

バイデン政策プラス岸田政権はこれまでの成長路線から少し違った部分もあり時代の変化の変わり目の可能性も十分にありアベノミクスで買い進まれた銘柄やIPOなら何でも買うみたいなやり方は一旦否定される可能性も十分にあり割安株をじっくり投資するような株式市場に変化しつつあるのかもしれません。

基本的に岸田氏の政策は分配と言う名の、増税であり頭の出てきた新参者はモグラたたきのように潰して行く路線なのかもしれません。

失われた30年が取り戻せそうだった今、非常に株式場を含めた日本の経済は復活の手前での失速となりかねませんのでこちらも注意ですね。

今年も残り大納会まで20日程度と師走の様相となりつつも繁華街にはいつもの日本の後継とはチョット違い閑散のようにも見えますがコロナに関しましては徐々に回復傾向にある事に違いないわけですから政府からの「脱却宣言」そろそろ欲しいところですね。

株式市場は一応掉尾の一振銘柄探しとなっておりますがやはり今年は中低位株なのかもしれません、先駆した【8260】井筒屋 これがどこまで値段を伸ばせるかが見ものですかね。
投資調査部部長
伊東 聡

東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」

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