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2022年9月2日

【9/2】逆転の日は近い?

投資調査部部長
伊東 聡
こんにちは伊東です。

8月も終わり残暑も残りつつある中、気温はぐっと下がったとおもいきや、まだまだ蒸し暑かったりとはっきりしない天気が続きます。

まるで今の東京市場の株式市場のようですね。

NY市場はジャクソンホールでのパウエル氏の会見後FRBの今後の方向がはっきりとした形で伺え市場関係者の思いだった利下げや緩和と言った話は全くなく締め付けのみが強調され再度米国株のトップアウトが見え隠れして来たのです。

一方の東京市場では米国株の状況を裏返すように日増しに強さを増し、特に個人投資家に好まれるような小型株の堅調さが際立っていたのです。

これまでの日本株と言えば「アメリカがくしゃみをすれば風邪をひく」と言われ馬鹿にされ続けてきた日本株、その背景にはNYダウが100ドル下げれば日経平均が200円から300円下げるのが当たり前の世の中だった。

それがここにきて逆転しかけている、どちらかと言えば日本株の方が下げ渋っているように見え正直底堅い。

マザーズ指数に関して言えば今でこそ割り込んでしまったがこれまでは25日移動平均すら割り込んでいなかった、相対的に見て魅力ある市場になりつつあるわけだ。

これ迄マザーズ市場創設以来貸株市場を巧みに使い、空売りを重ねてきた外資もこれからは手法の一つも変わってくるかも知れない。

また約30年間ダウに価格を越された日経平均は幅が狭まり日経平均がダウを抜き去る日が着実に近づいているともとれる、これには眠った日本人の貯蓄が数%でも株式市場に入り込めばその日も近くなることだろう。

市場の60%~70%が外国人投資家という現実の東京市場今後この数字、比率が少しでも改善された時に30年間負け続けた指数がゴールデンクロスを迎える日は近いだろう。

残る地雷はただ一つ中国の動向だ、万が一考えたくもないが台湾と中国がなんてことになった場合も想定しなければならない、日本がウクライナのように使われなければよいのですが、、、

3万円をもう一度通過した時の海外勢の買い戻しと、新規買いが舞い込めば相当面白い相場になることに違いないわけで魅力ある市場は目の前なんですね~実は。

そうした意味でもヘッジの観点でこの株の保有も【7011】重工。

それではまた来週。
投資調査部部長
伊東 聡

東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」

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