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2022年9月30日

【9/30】24年ぶりの為替介入

投資調査部部長
伊東 聡
こんにちは伊東です。

週末になると毎週のように訪れる台風、せっかくのリフレッシュが家に引きこもることになり本当に嫌ですね。

そして世界の金融市場もまた大型台風の真っただ中ですかね。

日本の祝日の多いのにも困ったもんですが、これだけ世界の金融市場が荒れている中、日本だけ休日となり結果週明けは毎回のように三段跳びのようなギャップアップやギャップダウンが繰り広げられ持ち越すことを嫌気するような反対売買が毎週末怒るのですね。

今やドル1強となっている現在の金融市場は各国の中央銀行も悩みの種でしょう。

日本の先日行った24年ぶりの為替介入ですが思い起こせばリーマンshockの前あたりの70円近辺で何度も円売り介入を行い今回は約3兆円もの円買い介入ですからトレード感覚で言えばめちゃくちゃうまいトレードなんですよね。

まあそういった感覚だけではないので一概には言えませんが。

日本に続き今度はイングランド銀行、イギリスも強行突破をおこない、英国30年債が一時5%に急騰しポンドが一気に急落。

そこで一気に一時的に国債を買い入れるという正反対の行動に出たわけです。

政府の舵取りと真逆にスピードを出し始めたと思った矢先の、中央銀行による急ブレーキですから、国の通貨と債権がまるで昔の仕手相場のようになったんですね。

恐らくこのような動きは巨額のマネーを牛耳るヘッジファンドがドル以外の世界の通貨の売りを狙っているとしかおもえませんね。

まるで一昔流行ったコミック漫画の「サラリーマン金太郎」の原油産国での通貨の操作の話見たいです、世界の金融緩和によりこうしたファンドの運用資金が巨額に膨れ上がり、その国の中央銀行と戦える自体おかしなものなんですよね。

ですので我が国日本の株式市場も最早、海外投資家にシェアを60%以上奪われ、先物主導のつまらない相場になってしまったのですね。

本音から言えば一昔前のように大手企業や銀行が上場企業の株を持ち合い配当で何となく全体が潤おう構図に戻せばこんな事にならないんですよね。

まあ世界の株式市場に比べれば日本株はまだ強いほうですので、強い個別株を探すほかないですね。

今週の気になった銘柄は【2667】イメワン

それではまた来週お会いしましょう。
投資調査部部長
伊東 聡

東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」

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