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2023年3月31日

【3/31】金融危機とその後

投資調査部部長
伊東 聡
こんにちは伊東です。

驚きが隠せなかった米国発の銀行問題から発展したこの度の金融危機。

少しやり過ぎ感や恐怖心の煽り過ぎとみられたクレディスイスを始めドイツ銀行の問題は売り方の情報操作とも言え正直やり過ぎ感はありましたね。

為替動向やVIX、いつもなら急落する日本株を見ればどれもそこまで動揺した動きも見せず落ち着いていましたから。

まあ何はさておき投資家としての行動で大事なことはいつ何時どのような事が起きても対応する準備や備えが必要だという事ですね。

一番やばいのはそうした外部要因からくる恐怖感が訪れた際「自分の株は大丈夫」とかもっとっもまずいのは「自分の持ち株は必ず戻る」と思い込みの激しい何の根拠もない自信や過信ですね。

投げる、損切りというものは決して悪ではなく「自分を守るすべ」であり投資家として生き残るために必要な腕前と度胸や知識という事だけはしっかりと覚えておいて良いでしょう。

あくまでも結果論であり万が一今回の下落時のどん底で投げてしまった人も決して悔やんではいけません、「投げる度胸が身に付いた」と思ってください。

そして今回ばかりは偶々金融危機みたいなものが広がらなかったと思うべきです。

更に投資家としてやらなければならない行動は「その後」です、悔やんでばかりいたりしてはその次のリバウンド現実に起こるバーゲンハンティング的な動きに乗ることです。

上手な投資家は投げも早ければ「この次なる行動が速いのです」ここが上手くなれば投げなんて一緒の出来事で、天気が急に変化して雨に打たれる程度という事です。

今回の結果は一先ず危機は脱したようで、次なるシナリオはFRBが利上げの継続の鈍化や方向転換がいつ起きるか?

それに伴った金利の低下が見込まれ一瞬にしてグロースに軍配が上がっているという現実です。

ただ今回の東証のPBR1倍割れ問題のシナリオを見れば証券株とかって買いですかね~

気になった銘柄はやはり【8609】岡三証券

それではまた来週お会いしましょう。
投資調査部部長
伊東 聡

東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」

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