こんにちは伊東です。
さて先週までは米国や欧州などで金融機関の不安が募り米国では日本で言う地銀レベルと言いますか信用金庫レベルの金融機関が2行破綻し世界中が揺らいだわけです。
その後やはりと言いますかとってつけたように出てきたのがクレディスイスの疑惑、はたまたどこから湧いて出たのかドイツ銀の不安説までもが走り出したわけです。
ですが金融市場、株式市場を見れば一番揺れ動いたのが日本、、、米国は割とこじっかりで、欧州なども一瞬のショックのみ、なんで日本だけ?
いつもの事なのですが市場が開く時間軸の悪さと、国内の機関投資家や証券会社が正直だらしがない。
今に始まった事ではないのですが、欧米のヘッジファンドなどのはっきり言って「賭博場」であり早い話が米国などに比べマーケット規模も少なく要するに敵がいない市場な訳で好きなように指数を乱高下させることが可能なんでしょうね。
コロナ行こう色々な話題がネットなどで拡散され、米国やユダヤの陰謀説なんかも飛び出し、地上波テレビや新聞社と政府などの密談や癒着なんかも取り正され、挙句の果てにはそうなのかもしれませんが「日本はいまだにアメリカの植民地」なんていわれる始末。
ですがこうやって一つ株式市場を見るだけでも外国人投資家のやりたい放題であり「彼ら外国人の賭博場」市場への関与は既に60%ほどで日本株自体外国人投資家が買わなければ上がりませんし、また逆に彼らが売るから下がるのです。
一つ良い兆しと言えばやっぱり今回の2022年だけでも買いまくった自社株買いなどを含めた事業法人の買い付け金額は5.5兆円と、バブル期の持ち合い株を行っていた時の規模で1983年以来の最高額なわけです。
そう考えますと空売りを大量に行っている外国人投資家は恐怖を感じているに違いないのですね~
日本人の多くが海外の株を買い、日本の株を無視し更には昨日報道にもありましたが、青山学院の駅伝部の監督の原さんが「クレディスイスのリンク債のような物で紙切れに」言うなればこのような有名人が外資系銀行のプライベートバンキングのVIP顧客なんですね~
一般の国民は中々プライベートバンキングの話なんか出ませんからね~w
投資ってやっぱり1から10まで丸預けはダメですね。
まあ今回の急落劇も今晩金曜日の雇用統計が過ぎればまともな方向性も出る事でしょう。
本年度2023年は外人の踏み上げと事業法人の大量買いに期待したいですね。
2023年4月7日
【4/7】外国人の賭博場

- 投資調査部部長
- 伊東 聡

- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。