こんにちは伊東です。
一体全体何のために? 発言の重み。
強烈なネガティブサプライズとなった、日銀植田総裁の0.25の利上げ発言「継続的な利上げ」!!!
日本だけでなく丁度、米国経済の先行きも不安視されていただけに、一気に円キャリートレードの巻き戻しが世界で起きたのです。
株の世界だけでなくあらゆる投資商品に巻き戻しの動きが現れ混乱を招いたというわけです。
30年以上ゼロ金利どころか時にはマイナス金利まで貫き、経済の安定化、正常化を図った日本の経済政策は着実に復活していただけに悔しさすら残ります。
40年ぶりの物価の上昇、緩やかながら賃金の上昇もようやく見られ始め、やっとここまで来た、漸くデフレ脱却か?
と思った矢先の出来事です、何より良くないのが、財務省の方向性に対し政治家が発言すること。
ココなんです、アメリカや欧州などとの違いは!
政治家が中央銀行のやることにいちいち関与してはダメなんです、最もやるべきことは「市場との対話」これが最も必要なのにも関わらずやったことは、岸田、河野、茂木この政治家たちに尻を叩かれ全く日本の経済は上向いていないにもかかわらず「やってしまった」数百兆円が日本では吹っ飛びこれまでしてきたステルス増税も全く意味もなく投資抑制とばかりに新NISAを始めた投資家は大損!!
これを失態と言わずなんというのか。
恐らく岸田さんは9月の選挙に向け国民にいい顔をしたかっただけの為、支持率を復活したかっただけの為に円高誘導、物価の押し下げを図りたかったという所でしょう。
私利私欲の為に、投資家を混乱させ世界の金融市場を混乱させた罪は大きいでしょう。
米国経済は下向きとなっていたわけで、ほっときゃ円高に傾いていたのに、、、なんも知らないんでしょうね。
日経平均「史上最悪の大暴落」、ブラックマンデー超え!
歴史に名を刻む、総理大臣と日銀総裁となった事でしょう、それと情けないのは、暴落した株価を横目に恐らく政治家から「株価を何とかしろ」って言われたんでしょう
内田副総裁「利上げしません!」ですって、自分で言えないから部下に言わせたんでしょう、一体何だったんでしょうか?
こんなんでいいんですかね、お国のトップやナンバー2が笑どころか怒しかないですが。
てなわけで茶番劇に終わった株式市場で買える銘柄、ソニー、キャノン、日立こんな処から攻めると良いでしょう!!
また来週お会いしましょう。
2024年8月9日
【8/9】発言の重み
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。